全く参考にならない釣行紀平成13年6月17日

 


実は、先週今週と2週に渡って近所の野池に遊びに行って来ました。

釣行紀と言いつつも、今回は野池の釣り方(比企野池編)を書こうかと思います。


タックルと、装備。

 

1.シンプルイズベスト

タックルやらの装備は、軽く、シンプルにまとめるのが野池の基本です。
無駄に大量の荷物を持って歩いても使わない事が殆どで、かえって邪魔
になって釣りに集中出来ない事になってしまいます。必要な物だけ小さな
ケースに詰め込んで、小さいウエストバックに入れましょう。

 

2.舐めたらイカンぜよ。

都会から程なく近いこの近辺の野池。とかくピクニック気分で来るやから
が非常に多い。甘いぜ!元気なマムシ毒ケムシ、強烈なツタウルシ
類は多種に渡って生息が確認されている。コブラを越える猛毒を持つ事が
最近確認されたヤマガカシなんかこの辺のではシマヘビを抜いて一番
ポピュラーな蛇の種類だ。最低限、帽子と、長袖シャツ、長ズボンを忘れな
いで欲しい。ニーブーツも必須だ。藪を漕ぐならば、皮の手袋くらい欲しい所。

慣れているオレだって、ササの藪を越えて頭に数珠のようなダニをつれてきた
事数回。ツツガムシからリケッチアもらって来ないか心配だったよ。

夏でも、最低長ズボン+シューズ。それも藪漕ぎなしの条件だ。
短パン+ビーサンは御法度だ。

 


何処を狙うか?

 

1.場所の選択

この辺の池も20年前と比べて釣れにくくなってきた。コレもバス人口
の増加故の悲しい現状だが、どっこいお魚様の実際の生息エリアは
年々増加の一途を辿っている。しかし、何故か野池に長けた人と、
そうでない人の釣果の差は大きい。コレは一体何なんだろうか?

ハッキリ言えば、まず場所。要は釣り場所である。

コレは簡単だ。何と言っても、週末お上りバサーの格好の標的にな
りやすい交通量の多い道路に面した池は辞めなさい。たとえ魚が居
てもプレッシャーの押しつぶされて、状況の判らない人には、時間の
無駄だ。釣れて、騒いでいるのは、地元の小学生と、その池の
マイスターだ。

じゃあ何処に行くのか?

先の条件を満たさない場所に行けばよろしい。
なるべく、交通量の少ない道路でしかアプローチ出来ないような
場所を探して、そこで釣れば良い。魚が居るかどうか心配になるだ
ろうが、5分湖水を眺めれば、居るか居ないかは大抵察しが付く。
水に躍動感のある池。そうでない池。この辺の差は歴然としている
感覚は・・・・掴んでもらうしかないが。

 

2.ポイントの問題。

さて、やっとこさ釣りの出来る池を発見して、これから!と言うときに
真っ先に釣ってもらいたい場所がある。まずは、自分が立とうとしている
岸を
、細心の注意を払ってアプローチして、釣ってもらいたい。
経験上、ナイターで釣れる場所の多くが、普段何気なく釣っている
足下である事が多い。コレは、バサーの習性と言うか、釣り座のでき
方を考えれば、ナットクすると思う。釣り座は、大概において地元の
ヘラを釣る人などが地形変化や足場の良さ、底質の良好な場所を
選んで草を刈ったり、木を伐採して作っている。例外的に、コンクリート
護岸を使って釣りをする事も有ると思うが、コレだって、護岸の先が
ショルダーになっており、変化が有る事には変わりない。

バスにしてみれば、一番美味しい場所だ。

しかし、悲しいかな。そこはバスマンが仁王立ちしてる事が多く
バスが近寄る事が出来ない場所である事が多い。

だからこそ、最初に釣るべきとハッキリ言いたい。

んじゃ、次。
コレは、最低限通称「スキッピング」をマスターした方へのアプローチ
の仕方である。野池は9割がた倒木が沈んで、怪しいワンドを形成

しており、その攻略がキモとなる。

上の図は、アプローチの手順であるが、こんな状態だったら迷う事
無く、1の所へズバリだ。釣りのハウツゥー物の本には、周辺からなど
というまどろっこしい書き方をしているが、この辺で2本・3本と連続して
良型がキャッチ出来る場所なんてそうそう無い。「野池は1投目で釣れ」
の格言どおり、一発で決める事。当然2発目は無い。

当然だけど、最低6LB以上である程度無理矢理に魚を引いて来られる
タックル構成。それでいて、ピッチングでブッシュの奥にねじ込めるだけの
コントロール性の兼ね備えていないと辛い。アプローチ距離が長ければ
長いほど、コントロールも怪しくなり、テクニックが要求される。


コレが今回の釣行紀です。
私が野池で釣っているやり方なんですが、万人受けするとは思って
いないし、リスクも大きい。出来れば、イージーな場所でみんなが釣れると
良いのですが、そうは甘くない。んで、ちょっと書いてみました。

ご参考まで。


付録

地元の小学生とマイスター

コレは、最強コンビである。

毎日、部活動の代わりに自分の庭同様に池を知り尽くしている
人達である。当然の如く、下手なトーナメンターが幾らあがいても
釣り勝つ事など到底できない。彼らは、常に魚が何処に着いてい
て、どうやれば釣れるかを心底知り抜いている。そんな彼らにいわ
ゆるパターンなるものは存在せず、居るであろう魚の口をどうやって
使わせるかに掛かっている。当然だが、並んで同じルアーを投げても
彼らだけにしか釣れない魚も多数存在する。いわゆる飼っていると言う
言い方をする魚だが、本当に飼い慣らしているとしか思えないよなぁ
そういう人の近くで釣っちゃいけません。自分が惨めな気分になる
だけですからねぇ。                            

 

 

 

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